今日の1分話:搾取と評価

私が外資系の損害保険の会社で、支払査定の仕事をしていた頃のことです。

損害保険の会社としては、多くの保険料を得る、支払う保険金額を減らしたい。

とある先輩が顧客を言葉で丸め込み、支払う金額を少なくして案件を終えました。

会社からすれば、褒められる行為でしょう。

ですが、顧客からどのように評価されていたかはわかりません。

搾取することが褒められる/批判されるかは、立場と状況で変わります。

資本主義ではお金持ちが評価されます。

つまり、極端な言い方をすれば、多く搾取した人間が英雄です。

これは、お金を命に置き換えたら、戦時中の評価になります。

一方、お金持ちを目の敵にし、ボランティアを評価する人がいます。

無償が評価されるのは、とある宗教の影響があるように思われます。

博愛主義の社会では、寄付と貧しい人を助けることが評価されていました。

捉え方によっては、教会や弱者に搾取されていたともいえそうですが。

無償でやっていると思いきや、感謝の言葉がない!と言う人もいたりいます。

感謝の気持ちを求めることは、無償ではないといえそうです。

完全な無償というのは、実に難しいのだと痛感しました。

宗教によって、教義の内容も次の二つに大別されているように思われます。

自分のことは自分で救う ↔️ 誰かに救ってもらいたい

どちらも、社会を維持するために都合の良い価値観を植え付けてきます。

ですから、資本主義的な有償の極みも、博愛主義的な無償の極みも、人によっては正解なのだと思います。

個々人が、転生する前に設定した今世の課題に適している基準で生きるのでしょう。

いや、自分の人生はそうなっていない、という方がいらっしゃるかもしれません。

そう思う方は、各種神事を済ませ、本来の人生の方向性に戻りましょう

余談ですが、私個人の現時点での答えは、自分のことは自分でなんとかし、余力で助ける人を増やしていく、です。

結果に固執せずに関われ、積極的に無償でサービスを提供しあえる。

そんな人々との集団。

共に高め合える友と出逢える日を、楽しみにしております^_^

今週の血液型占いをしています。
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