理想を捨てたとき、人生はうまくまわり始める

こんにちは! あの世とこの世合同会社の代表社員、中山彰仁です!

「夢や目標を持とう」「高い理想を掲げよう」
かつて、そんな言葉がよく聞かれました。もしかしたら、あなたも一度は信じたことがあるかもしれません。

でも、今の時代、それを鵜呑みにしている人は少なくなってきたように思います。
理想を追いかけすぎることで、逆に苦しくなってしまう人が増えているからです。

では、なぜ“理想を捨てる”ことが、人生をうまくまわすコツなのでしょうか?

それは――
そもそも、理想そのものがこの世に存在しないからです。

この世界は、魂を磨くための「修行の場」
私たちの魂は生まれる前に、今世で向き合う課題やテーマを自ら選んできています。
日々の出来事の中で、それに取り組んでいくことで、デコボコだった魂が少しずつまあるく整っていくのです。

だからこそ、“何も問題のない理想の世界”なんて、そもそも用意されていないんです。

私たちが生きるこの社会も、デコボコな魂を持つ人間が作った不完全なシステムでできています。
完璧なルールや社会が存在するなら、今ごろこの世の問題はすべて解決しているはず。
でも、そうじゃない。
それは、この世に「魂の成長」が必要だからなんです。

仮に、あなたの思い描く理想の◯◯が手に入ったとしましょう。
最初はきっと、嬉しさや満足感に満たされるでしょう。

でも…その気持ちは、ずっとは続きません。

人間には「欠けているもの」に自然と目が向く習性があります。
俗に言う、ネガティビティ・バイアスというものですね。
どんなに完璧に見えるものでも、ほんの少しの欠点を見つけてしまう。
「99%満たされているのに、あと1%が気になる」
そんな経験、ありませんか?

そうなんです。理想って、追いかければ追いかけるほど、たどりつけないんです。
たどり着いたと思ったら、次の不満が生まれてくる。
だから、理想を追い続ける人生って、実はとても苦しいんですよ。

しかも厄介なことに――
理想を追いかけていると、いつの間にか“理想からも追いかけられる”ようになるんです。

たとえば婚活。
「理想の相手が見つからない」と言う人ほど、相手に求める条件が厳しく、自分自身のことはあまり見つめていなかったりします。

相手に高い理想を求めるのは自由です。
でも、その理想の相手が、あなたを選ぶとは限らない。
これは、ちょっと冷静になればすぐにわかる話ですよね。

理想を求め始めるとキリがありません。
しかも、叶わなかったときに感じる失望感は大きく、心に深いダメージを与えます。

そんな不安定なゲームに、わざわざ挑み続ける人生。
それって、ギャンブルのようなものだと思いませんか?

理想が手に入らないことに苦しむくらいなら、
最初から「これだけは譲れない」という最低限の条件だけを持つ方が、人生はうまくいきます。

たとえば――
「暴力的な人は絶対に嫌」とか「お金の管理がまったくできないのは無理」とか。
あなたが本当に受け入れられないことだけを“除外条件”にして、他はある程度受け入れていく。

そうやって、プラスを求めるのではなく、マイナスを減らす生き方が、実はとても賢いやり方なんです。

それでも、何度も同じような失敗や不幸が続く…。
そんなときは、もしかしたら“霊障”を受けているのかもしれません。

この世が魂磨きの場であるとはいえ、本来なら経験する必要のない苦しみに見舞われている人もいます。
そういうときは、神事を受けて、自分本来の人生の流れに戻すことも、とても大切です。

理想を手放すことで、あなたの魂はより自然な形で成長していきます。

無理に完璧を目指さなくていい。
欠けているからこそ、人は人として磨かれていくのです。

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