RPGと現実のお金の違い

※お金のブロックが外れている人は、理解しやすいかもしれません。

MMORPGとRPGのお金の取得のしかたは異なります。

あくまで私の知っている限りの範囲で、ですが😅

例えば、MMORPGの世界では、モンスターを倒しただけではお金は増えません。

倒したアイテムのドロップ品や素材を売ることでお金が増えます。

一方、RPG、例えば、ドラクエの世界では、モンスターを倒すとゴールドが増えます。

モンスターを倒すことと、ゴールドが増えることがほぼイコールになっています。

もちろん、低確率でモンスターが落とすアイテムを入手したら、それを売ってお金を増やすこともできます。

この両者の世界においては、前者の世界の方が現実世界に近いと思います。

例えば、モンスターを倒すことを、現実世界で働くことに置き換えて考えてみましょう。

後者、ドラクエの世界と同じだったら。

時給1000円の仕事をしていたら、1時間働くと1000円が現れることになります。

ポンっとどこからともなく。

謎ですね(笑)

さらにいうと、あなたが1時間働くごとに日本に存在するお金が1000円ずつ増えることになります。

こう考えると、後者の世界のお金の概念が現実的でないことがわかると思います。

一方、前者の場合。

1時間働いたら1000円を受け取れる権利を得られます。

この権利が、モンスターのドロップや素材のような物です。

あなたが1時間働いた時点では、まだお金はありません。

雇用主の銀行口座からあなたの口座に、数字が移動することがほとんどでしょう。

そして、あなたの口座に表示されている数字は、あなたが日本円を手にする権利の数字でもあります。

口座の1000の数字が、1000円としてATMから吐き出されます。

つまり、あなたが1時間働いて実際に得られるのは、口座の数字を増やす権利になります。

あるいは、現金手渡しの職場なら、直接日本円を受け取れます。

もう一度書きます。

口座の数字が増えているだけで、日本円そのものは増えていません

日本円を発行しているのは、日本銀行です。

例えば、極端な説明をすると、日本銀行が100兆円分の日本円を発行していなければ、世界に流通する日本円の数は、100兆のままです。

これがドラクエの世界だった場合、あなたが1時間働くと、1000円がどこからともなく増えることになります。

100兆円が100兆1千円になりました。

謎ですね(笑)

つまり、私たちが働いても、日本円そのものは増えません。

ただ、口座の数字が移動しているだけです。

ですから、確定申告などで税金が引かれることも、数字が移動しているに過ぎません。

政府が外国に多額の支援金を出していたり、生活保護の費用が増えていることに対し、憤る人がいるそうです。

ですが、それも数字が移動しているだけですし、あえて説明するなら、日本銀行が数字を決めて発行し、流通している日本円が動いているだけです。

私たちが働いた血税うんぬんとは関係がないのです。

なぜなら、私たちがどう働こうが、日本円は増えないからです。

仮に日本円が足りなくなる状況になったら、日本銀行が日本円を発行し、流通している日本円を増やすことになることでしょう。

そしてこのことは、私たちが働くことと関係はありません。

いかがでしたか?

これだけ貨幣が主流となっていますから、数字を増やすことも重要です。

それと同じくらい、生きるために必要な物も、自力で増やしてみてはいかがでしょうか。

災害などで物資が足りなくなった場合、お金は役に立たないこともあります。

何かの紙の代わりに使うくらいでしょうか。

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