あの世とこの世合同会社の代表、中山彰仁です。
『自分は悪いことをしたから来世は虫に生まれ変わる』と言っている人がいました。
なぜ悪いことをしたら虫に生まれ変わると言うのか?
そう提唱した人物にとって都合の良いように相手を操作したいのでしょうね。
子供に、良い子にしないとお化けが来るよ。とか、
連れて行ってもらうよ。といった、
親が子供に言い聞かせる内容に毛が生えたようなものだと思います。
実際は、人は人生を400回。
虫は虫生を400回。
それぞれの肉体で400回の転生を繰り返すようです。
それもそのはず。
永遠の世と呼ばれる、世界を管理している領域があります。
永遠の世では、人型、虫型の魂が担う役割が決まっています。
永遠の世での人材(?)を増やすため、“あの世”で魂が作られます。
せっかく“あの世”で人間の役割を持って作られた魂が、修行の場である“この世”で虫の役割をこなす必要はないでしょう。
今度は、悪いことをしたら地獄に落ちる、について考えてみましょう。
死後、魂が肉体から離れると、本来は“あの世”に戻ります。
死後の魂は”あの世“で今世の人生を振り返り、来世の課題を決めると言われています。
“この世”の時間に換算すると28年間のようです。
”この世“が魂にとっての修行の場であるなら、魂が戻って休息する”あの世“は、天国に近いかもしれません。
では、死後に天国以外の場所に行くとはどういうことでしょうか。
一説によると、”あの世“へ通じる扉はわずかな時間しか開かないそうです。
ですから、何らかの未練があって”あの世“に行かないと、扉が閉まります。
しかも、一度閉じた扉を自力で開けることは不可能と言われています。
つまり、”あの世“に戻らなかった魂は”この世“に留まるしかありません。
地獄に落ちるとは、死後の魂が”あの世“ではなく”この世“に留まることを指すのかもしれませんね。
私たちは”この世“に転生する前に、”あの世“で今世の課題を設定しています。
ひょっとしたら、産まれた時代や国によっては悪行をすることを設定しているかもしれません。
ですから、あえて地獄に落ちる悪いことを言語化するなら、今世の課題から逸れた人生を歩むこと。
その結果、死に際で後悔して地縛霊化すること、だと思います。
”あの世“が天国でキラキラした幸せな場所なら、”あの世“で体験できることを”この世“でする必要はありません。
世間の理想の人物像や幸せにとらわれず、悔いのない人生を歩みましょう。