こんにちは! あの世とこの世合同会社の代表社員、中山彰仁です!
主語を大きくする、という言葉をみかけます。
そうした人間は同時に、目的語も大きくしている印象を受けます。
なぜ、主語や目的語を大きくして他者を批判するのでしょうか。
すべての出来事には自分に原因があるという考え方もあります。
仮に、この自責思考が正しいなら、他者を批判することは見当違いな行動です。
私が観測している人間の中には、他責思考よりも自責思考の方を重じていると口では言っているのに、他者を批判している人間もいます。
なぜでしょうか?
その根本には、自分が悪いと認めたくないから。
さらにいうと、弱いから。
その可能性が考えられます。
例えば、特定の属性や集団から、トラウマになるようなことをされたとします。
この世は縁によって出来事が引き起こされますから、加害者と被害者の縁があったのです。
悪い意味でマッチングしてしまったわけですね。
過去の私は同性・異性にかかわらずイジメられたことがあります。
ですから、当時の未熟だった私にとって、こうした考えはたまったものではありませんでしたが(笑)
ですが、警戒して対策を立てていれば、ダメージを軽減することはできたと思います。
それなのに、そうしなかった私にも原因はありました。
ここで重要なのは、過去の弱かった自分に原因があったことを認めることです。
これまでの人生を振り返ると、弱かった時期と強い時期があります。
たいがい、強い自分は好きですが、弱い自分を好きになれない人が多いです。
そして、今の自分があるのは、弱かった自分のおかげであることも見過ごしがちです。
その結果、他者を批判するようになります。
弱かった自分が悪いのではない、弱い私にひどいことをしたアイツらが悪い。
他人は、私にひどいことをするはずがない。
そんな風に甘えていませんか。
他人と過去は変わらない。
耳にタコができるくらいきいたと思います(笑)
そういう意味で、本当は自分自身に矛を向けるべきなのに。
ですから、恨んだり批判している対象に対し、このように考えてましょう。
今まで、私の盾になってくれてありがとう。
弱かった私の代わりに責められてくれてありがとう。
これからは、弱かった自分と向き合い、自分と未来を変えていきます。
そう感謝して、他人を責めた自分と、過去の弱かった自分を許しましょう。
他人を許し、弱い自分も許すことで、真の強さを得られるのです。
もう、自分を見て見ぬふりをするのは終わりにしましょう。
とはいえ、あなたがやるべきことに取り組んでいるのに、人間関係が改善しないことはあります。
その場合、この世の観点では解決しきれない問題が生じている可能性が高いです。
心当たりがある方は、すぐにご相談ください。
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