こんにちは! あの世とこの世合同会社の代表社員、中山彰仁です!
肝試しの定番スポットといえば、墓地です。
なぜ、墓地や霊園が肝試しや心霊スポットとして挙げられやすいのでしょうか?
地中に死体が埋まっているからでしょうか?
もしそうだとしたら、おかしいですね。
墓地や霊園は寺が管理していることがほとんどです。
寺が管理していない山や森といった自然の中にある墓地でも、たまに坊主が派遣されているでしょう。
坊主が死者をしっかり成仏してくれるなら、むしろ、坊主が管理している土地ほど、心霊現象とは縁遠いはずです。
なんなら、たとえば、あなたのご両親か祖父母がお亡くなりになった時は、お葬式をしたと思います。
そのお葬式であなたのご両親や祖父母は、坊主が成仏させているはずですので、あなたのご先祖が眠る墓石は霊と無関係なはずです。
同様に、あなたの先祖の墓がある墓地や霊園にある、他の家族の墓石の下で眠っているご先祖も成仏しているはずです。
ここまで読んで、墓地や霊園で幽霊を目撃することがおかしいとわかるでしょう。
では、なぜ幽霊がみかけられるのでしょうか?
その三つの理由を挙げていきます。
一つ目は、寺や墓石や坊主とは関係なく、その土地に地縛霊がいるからです。
基本的に、人間は亡くなった直後に分け御霊が肉体から離れ、あの世にいる魂の本体の元に帰還します。
ところが、この世に何らかの未練があるとあの世に戻れなくなり、この世に留まることになってしまいます。
子孫がいれば、子孫にあの世に戻してもらえるように助けを求めます。
一方、子孫がいない場合、助けを求める人がいないため、生前に縁が深かった土地に留まることになります。
この、土地にかかっている霊を、優秀な霊媒体質を持つ人物が見かけてしまった。
これが一つ目の理由です。
二つ目は、墓石に宿った念や霊障です。
お墓参りをした人間が墓石に対して祈ったり、何らかの感情をむけたために、墓石に念が宿ります。
墓石に故人の魂を入れるといったことをたまに耳にしますが、よくわからない言動をして坊主の念が込められているだけです。
あの世に戻っている故人とは何ら関係ありません。
故人の魂は墓石にはいません。
他にも、墓石を作ったり運搬する途中で関わった人間が、知ってか知らずか墓石に念を込めたケースも考えられます。
困ったことに、念や霊障は磁石のように引き合うので、念が集まるほど、どんどん増幅していきます。
土地にかかった地縛霊のような、故人が原因となっているのではなく、生きている人間の念が原因になっている可能性があります。
最後は、坊主が霊能力を持っていないからです。
霊能力には9段階あり、最上位の3段階を持つ人物でないと、基本的に地縛霊をあの世に戻すことはできません。
しかも、霊能力は生まれつきですので、修行をしたからといって体得できるものではありません。
ですから、霊能力を持たない坊主が葬式をしようが、念仏を唱えようが、地縛霊は成仏できません。
こうした三つの理由から、墓地や霊園で幽霊がよく見かけられます。
もちろん、この話は、神主がいる神社や、神父が管理している教会や墓地でも同様です。
もしもあなたの大切な故人にちゃんとあの世に戻ってもらいたいなら、霊能力を持つ人物に依頼しましょう。
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