この世をMMORPGの世界だとして、
あの世はプレイヤーがいる世界だとします。
あの世には私たちの魂の本体がいて、地球での肉体に宿るのは、分け御霊です。
そして、この世に輪廻転生する回数は400回と決まっているそうです。
表現を変えると、400パターンのキャラを作ってゲームを遊べると言えそうです。
さて、あなたの今世は何回目でしょうか?
実は、一回の人生を終えて次の人生が始まる間、この世の時間で換算すると28年かかるそうです。
この28年間で前世を振り返り、来世でどのような体験をしたいかを計画します。
そして、転生回数が100回毎にある程度の人生の傾向があるそうです。
第一期:1〜100回
第二期:101〜200回
第三期:201〜300回
第四期:301〜400回
MMORPGで例えると、第一期はゲームを始めた頃です。
とにかく、キャラクターを操作するだけで楽しいでしょう。
レベル上げやアイテム稼ぎなどは二の次で、ゲーム内の世界を散策するだけで楽しいと感じます。
当然、レベル上げの効率は良くありません。
スキルの取得やステータスの振り分けも適当です(笑)
ひょっとしたら、MMORPGに誘ってくれた友人から、スキルやステ振りに関するアドバイスがあったかもしれません。
ゲーム内で同じ空間にいなくても、リアルでLINEやメールしてやり取りすることはできます。
ですから、プレイヤーがいる世界は、あなたの魂の本体がいるあの世なのです。
ところが、ゲームを楽しむのに夢中になっている頃は、友人の助言に耳を傾けるよりも、自由にプレイしたくなるはずです(笑)
自由にプレイして色々と失敗し、学ぶことで友人の助言を聞き入れるようになります。
さらに、自らの体験から学んだことも加わりますので、自然と効率の良いプレイができるようになります。
ここからの時期が第二期に相当すると考えます。
最難関のダンジョンをラクに攻略できるよう、ジョブ選びもスキルも装備も熟考してキャラメイクするでしょう。
また、ソロプレイでの攻略も難しいでしょうから、他のパーティーメンバーを見つける必要もあります。
当然、パーティー内での役割を果たせるように立ち回る必要も出てきます。
最終的にはボスを倒せるようにもなり、レアアイテムを手に入れられ、強い装備を得たり、所持金を得られることでしょう。
こうしてダンジョンをクリアすると、次は対人戦の特化したキャラメイクになります。
これが第三期と考えます。
モンスター(NPC)ではなく、対人ですので、動き方も装備もスキルも変わってきます。
ステ振りも特殊になりますので、レベル上げが容易ではありません。
ですが、対人戦は他のパーティーメンバーやギルドメンバーとの連携や協力が必要となるので、今までとはまた違う楽しみが出てきます。
やがて、対人戦にもそれなりに満足する時期がきます。
ここからが第四期です。
人脈も装備もお金も充実してくると、だいたい自由にキャラを操作できます。
辿り着く先は、ネタキャラです(笑)
例えば、魔法職なのに肉弾戦に特化したり、前衛職なのに魔力を上げ、魔法が発動する武器を使ってみるなど。
ステ振りは自由なので、色んなキャラを作れます。
もちろん、ネタキャラですので、効率性を求めるパーティーには参加できません。
ある意味、自己満足のプレイになります。
こうなると、第一期に似たような人生に見えますね。
違うのは、何もわからずに自由気ままにプレイするのと、ゲームの全容をだいたい把握した上で自由にプレイするかでしょうか。
このように、転生回数とキャラメイクの関係のように、私たちが体験する人生にも差があります。
今世はビジネスで大成した人は、来世は貧しい生活をしてみようとなるかもしれません。
今世は健康体で病気と無縁だった人は、来世は病気を体験するため、あえて先天性の疾患を持った肉体で転生するかもしれません。
みなそれぞれ、あの世で28年かけて今世の宿題を設定し、この世に転生してきているのです。
今の生き方に違和感を覚えているあなたは、ひょっとしたら、設定したキャラメイク、今世の宿題を果たすルートから外れているかもしれません。
社会や世間の価値観に縛られたくないあなたは、ぜひ魂が望む生き方に切り替えてみてください。
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