10年前、私が霊媒の修行をしていた頃のことです。
当時の師匠は言いました。
「私は病院には行きたくない。植物状態でも延命させられている患者の魂が、早く殺してほしいと言ってくるから」
仮に、当時の師匠が感じた魂の声が真実だとしたら、とても悲しいことだ思います。
植物状態になった本人に悪氣はありません。
それなのに、早くラクになれないばかりか、自分が頼らざるをえない家族に迷惑をかけてしまうなんて。
地縛霊も似たような状況なのかもしれません。
先祖の地縛霊は、自分を救ってくれそうな、霊的に頼りになりそうな子孫が産まれた際に、かかります。
必死な思いで救いを求めているだけなのに、図らずも霊障をもたらし、子孫の人生を狂わせてしまう。
地縛霊の話をきけば満足してあの世に戻ってくれるという説がありますが、私たちがあの世に戻れるのは、死んだ直後の一瞬だけです。
この世に未練を感じてその一瞬を逃すと、自力では戻れません。
だからこそ、地縛霊化した自分をあの世に戻せる陰陽師とのご縁を持てそうな子孫を選んですがります。
人間だって、ピンチな時は自分のことしか考えられない人がほとんどです。
ご先祖に助けを求められている人が、そんなご先祖に対し、何とかしてよと思うのは見当違いかもしれません。
地縛霊たちの願いはただ一つ。
あの世に戻ること。
話をきいてもらうことではありません。
霊感があったり霊的なことに興味を持つ人物は、ご先祖を救う役割があるそうです。
もちろん、私もその一人です。
地縛霊化しているご先祖のために何かしたい、という方はご相談ください。
余談ですが、植物状態でも意識があるなら、植物状態で体験することも今世の課題の一つなのかもしれません。
ただ、私自身の今世の課題とは別に、家族の時間とお金は家族たち自身のために使ってほしいので、早めに延命を止めてもらえたらと思います。
とはいえ、植物状態になった人物の世話をすることが、家族にとっての今世の課題に含まれている可能性もあるため、一概には言い難いところです^^;
今週の血液型占いをしています。
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